第15回教育に関する学習会

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去る5月6日、第15回目の学習会では、北海道教育大学の坂井誠亮先生に「奈良の学習法」について情報提供をいただきました。坂井先生は、奈良女子大附属小学校で勤務された経験があり、同校が追い求めている奈良の学習法の実際の学びをつくられた経験をもとにお話しいただきました。

 奈良女子大附属小学校は、「子どもたちが主体的に学ぶにはどうしたらいいか?」を100年にわたって追究してきた学校です。この学校の授業で象徴的な姿は、"子どもたちが勝手に授業をしている"ということです。これは、教師は自分の力を過信して前に出てはならないという理念や、生活即学習、学習即生活というように生活と学習が密接でなければならない、というようないくつかの学習の原理をもとに、教師集団の長い間の試行錯誤の結果つくりあげられたものであるということが大変、刺激となりました。また、児童は1年生から鍛えられているので学び方を知っている、という言葉も印象的でした。

 全国各地で様々な授業の工夫が行われているが、生徒の姿から授業の検証を繰り返し"藤女子の学習法"を作ってゆくことは大変価値のあることだ、という言葉をいただきました。

 坂井先生、ありがとうございました。

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第13回教育に関する学習会

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今回は、教育大学の高橋亜希子先生に情報提供をしていただきました。新学習指導要領の概要と海外の高校教育についての話題です。

 今回の新学習指導要領では、高校教育が大きく変わるとともに高大連携の一つとして大学入試が変わることになり、高校にとっては大きな変化になります。参加者は様々な変化に対する疑問、不安などについて議論しました。

 今回の改定は、世界で太刀打ちできる日本人を育てることが大きな課題となっています。そのために、探求型の授業やアクティブラーニング=「主体的、対話的で深い学び」などの授業を通して、自ら学び考えることが出来る人材を育てる必要があります。そこで、今回の学習会では、海外の高校ではどのように行われているのかをフィンランド、フランス、アメリカの例を写真や映像を交えて学ぶ機会となりました。

 すでに本校では「学び改革」を通して思考力、判断力、表現力を学ぶことを始めています。しかし、さらに教員が学びを深める必要があると感じています。P2040014.JPGP2040009.JPGP2040018.JPG

新しい学習指導要領とFuji Learning

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新しい年を迎えました。今年もよろしくお願いいたします。

 2016年12月末に2020年から実施される学習指導要領について中央教育審議会が答申が出されました。

柱は以下のようなものです。

① 小学校5年生から英語を正式教科とし、外国語活動は3年生からに前倒しする。

② 高校では、社会科系科目を再編し「地理総合」、「歴史総合」、「公共」を必修化する。

③ 児童生徒が主体的能動的に授業に参加する「アクティブ・ラーニング」の視点を、小中高すべての教科に取り入れる。  など。

その他、高校では国語、数学、英語、情報などで科目の再編、必修科目の新設などがあり、大きな変更がやってきます。

 その中でも、授業のあり方を大きく変えるといわれている「アクティブ・ラーニング」については、新しい授業の取り組みとして2,3年前から注目を浴びるとともに、現場ではその捉え方に様々な混乱があることも事実です。

 2014年12月に出された中央教育審議会の答申で「アクティブ・ラーニング」という考え方が出され、これが正式に学習指導要領に位置付けられた形です。

本校が実施している「藤の学び改革」=「Fuji Learning」は、2014年4月に始まったが、その考え方には、学習者の主体的な学びのための仕掛けがなされてます。アクティブラーニングの言葉に惑わされることなく、本校としては「学習者の脳がアクティブな状態を創造する学び」を今年も追及してゆきたいと思います。

大学の先生も参加 教育に関する学習会

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昨年9月に始まった教員の自主的な学習会「教育に関する学習会」は12回を数え、新たな動きが始まりました。

9月17日と12月3日に実施した学習会には、地元の北海道教育大学旭川校から教育学の専門の先生が参加してくださいました。

テーマは、大正新教育の推進者のひとり木下竹次が教鞭をとっていた奈良女子大学附属小学校の取り組み「奈良の学習法」を通して木下の教育理論を学ぶことです。木下の教育理論には、「藤の学び改革=Fuji Learning」の考え方のベースにある"学習者自らが学ぶ"ことを大いに後押ししてくれる内容でもあり、「独自学習」、「相互学習」の原型がここにあります。

大学の先生が、折に触れてコメントしてくださり、一緒に議論することで私たちの学びも深まっています。

今後とも、学校外との繋がりを広めながら、教育の根幹を追求して行きたいと考えています。

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